秋学期第5回ゼミ

①英語を読む練習


「ASEANの移民労働者による送金総額がミャンマーのGDPと同額に」

https://asia.nikkei.com/Politics-Economy/Economy/ASEAN-migrant-remittances-equal-to-Myanmar-GDP?page=1

 <要約> 

 東南アジアでは90年代中頃から出稼ぎ労働者が急増し、域内における生活コストと賃金の間の差が広がっている。現在約677万人が貧しい家族を養うために他国への出稼ぎを余儀なくされているという。Monday(雑誌名)に掲載された世界銀行報告書によると、2015年における出稼ぎ労働者による母国への総金額は6200億円に登り、この数字は同年のミャンマーのGDPとほぼ同額であるという。  出稼ぎ労働者による海外送金は途上国経済に大きな影響を与えており、フィリピンにおいてはGDPの1割を占めている。  移民の急増や高賃金にも関わらず、タイやシンガポール等高所得国で働く出稼ぎ労働者の大半は貧困に喘いでいる。その理由として移民の大半が専門性を持っていない出稼ぎ労働者であることが挙げられる。アセアン経済共同体(AEC)の誕生により域内の専門家の移動が自由になったものの、その割合は全体のわずか5%に過ぎない現状がある。  多くの貧困層にとって正規ルートでの移民はコストがかかるため、非公式であり不法なルートを利用して移住する労働者の割合が高い可能性がある。国際労働機関(ILO)の移民に関する専門家は「被雇用者は職を守ることに必死であり、雇用関係はフェアでない」とコメントしている。  世界銀行のシェティー氏は、報告書内で「不適切な政策や有効でない機関は移民制度による恩恵の最大化を阻害する」とコメントし、東南アジアの国々は移民保護にもっと注力すべきであると主張した。また、移民政策からより恩恵を受け入れることができるよう、域内の諸国に更なる働きかけを呼びかけた。


要約者 コメント: 最近ではbitcoin等仮想通貨が国際送金の場でもシェアを拡大しており、海外送金にかかるコストは今後更に下がっていくと予想される。   



②コアパート

先週に続き、インフラ需要にこたえるファイナンスについて学んでいます。

今回2年大石による公的資金と民間資金についてのプレゼンが行われました。

https://drive.google.com/file/d/0B4Y6bxAp1JeoUnkzSi1vNGU0YS1jOUtNYzR4VXl1YVYwdEE0/view?usp=sharing

(PPT資料)


数名のゼミ生が研修旅行レポートの計画について発表しました。

各自、インドネシアと日本における相互発展と2030年の未来予測を興味分野から

アプローチして論文作成を行いますが

どのように構成するか、テーマ選定をするかなど悩んでおり

ゼミ生からのコメントや先生からのアドバイスで今後も改定を重ねていきます。


高品

玉置ゼミナール

法政大学 国際開発協力論

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