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「現代東アジア経済論」第2章では工業化政策についてみていきました。今回で言うと、技術移転についてなど、この時間に学んだことから、実際に研修旅行で民間企業からお話を伺えたらおもしろいですね。

国当てクイズでは問題が英文であったが2回目ということで、みんなうまく自分のわかる知識からヒントを見つけ出し、正解に導き出していました。また世銀が出しているDoing Businessの指標ではシンガポールだけでなくタイやマレーシアも日本を上回っており、興味深かったゼミ生も多かったと思います。



■春学期第4回ゼミプログラム

1.「現代東アジア経済論」 第2章

①発表(担当:富永、片岡、山本)

②グループディスカッション

③玉置先生からのご解説

2.国当てクイズ

3.研修旅行進捗状況報告


・国当てクイズ問題PPT

以上にて失礼いたします。


3年:大吉


今回は現代東アジア経済論の1章ということで実際に内容に入っていきました。

具体的には成長に関する実証研究を概観したうえで、東アジア経済が成長をした要因は何なのかということでした。これらを明らかにすることで、経済成長の要因分析のカギとなることが見つかるのではないかという内容です。

実際に内容に入るに当たり、ゼミ生からの質問も前回よりも多く出ていました。

今回は先生に解説していただき疑問を解消できましたが、最終的には自分たちでその疑問について考え、答えられるところまで行けたらより学びが深まるのではないでしょうか。

また、5限では研修旅行の問題意識の発表を行いました。玉置先生のフィードバックをいただけた非常に貴重なお時間でした。新たにヒントとなるものや、課題が浮き彫りになったのではないでしょうか。皆さん頑張りましょう。

■春学期第3回ゼミプログラム

1.「現代東アジア経済論」第一章 

①発表(担当:松村・小林・渡辺)

②グループディスカッション

③玉置先生からのご解説

2.研修旅行問題意識発表 

3.目標設定



・「現代東アジア経済論」1章(松村・小林・渡辺)PPT

以上にて失礼致します。

3年細谷


前回の議論の結果、全員で「現代東アジア経済論」を読み進めてくことが決まりました。

グループディスカッションでは、2年生からも意見が飛び交い活発な議論となり、理解が深まりました。


またゼミ全体の通年の目標設定では、初心に戻り、何をゼミでしたいのか、何を学習したいのか、再確認しました。各々の思いをぶつけた玉置ゼミらしい、熱い議論となりました。

今後ゼミ一同、同じ方向に向かって互いに切磋琢磨してゼミに励んでいきたいです。


【第2回ゼミのプログラム】

1.「現代東アジア経済論」序章 

       ①発表(担当:大石、浅野)

       ②グループディスカッション

       ③玉置先生による解説

2.Pillarについて

       ①英語を読む

       ②記事要約

3.マンダラチャート及び目標設定について


・「現代東アジア経済論」序章(大石、浅野)PPT

以上にて失礼致します。



3年:大吉

ついに新体制の玉置ゼミナールがスタートしました。

2年生にとっては初めてのゼミ、3年生にとっては2年目のゼミということで、

それぞれ期待や不安などがあったのではないでしょうか。

そんな初回のゼミのプログラムは以下の通りに進んでいきました。


■第一回ゼミプログラム

1.玉置先生のご挨拶とADBでの体験談

2.今年度のゼミに関してのプレゼン

3.国あてクイズ


①玉置ゼミナールのご挨拶とADBでの体験談

まずは指導教授である玉置先生からJBIC(国際協力銀行)からADB(アジア開発銀行)に勤務されたお話や現在の大学教授に至るまでについてのお話をいただきました。ADBの駐日代表も経験されキャリア豊富な玉置先生のお話は、我々国際開発協力を学ぶ学生にとっては非常に勉強になったのではないでしょうか。


②今年度のゼミに関してのプレゼン

今年度のゼミに関してのプレゼンでは、ゼミの時間をどのように進めていくのか、扱う文献は何にするのかについてTA(Teaching assistant)の大石からプレゼンがありました。ゼミ生からのフィードバックの時間では様々な意見が出てきて、みんなでゼミを良くしていこうという気持ちが見えた時間でした。


③国あてクイズ

今回の国あてクイズでは、東南アジアの国それぞれの特徴が書かれた英文から国を推測していくというものでした。どの班も3年生を中心に去年習った知識や自分が国別などで培った知識を基に国の推測を行いました。英語で読むことに難しいと感じた人や、知識がないなと感じた人それぞれ感じ方は異なると思いますが、班で一つの答えを出していけたことは大きなことでしょう。


・国あてクイズPPT

以上にて失礼致します。


三年:細谷


英語で読む練習のピラーは要約ではなく、内容を読み

あらかじめ設けられた問いに答えるという形で行いました。


秋学期のゼミのテーマ、インフラで重要なキーワードPPPの実例報告書が対象です。


今回はミャンマーでの発電事業のPPP案件でした。


玉置先生のレクチャーでは

レポートを書く上で必要な「データ収集」の重要性と方法についてご指導をいただきました。

 今日のお話を踏まえて来年度の研修旅行では現地で 

レポートに直結するデータ収集が行えるとより良いレポートにつながるでしょう。 



 コアパートでは様々なデータから

2030年のアジア経済予測についてまとめた プレゼンをしてくれました。 

 以下からPPTをご覧ください。  




以上にて失礼します。







5人目は玉置ゼミの小さな巨人、2年 木本真由(きもと まゆ)


彼女は見た目も可愛らしく、普段はおふざけモードですが

ゼミ中は大きな目をキラキラさせて学習に打ち込み、発表でははっきりと話し

誰よりも一生懸命に目の前のことに取り組みます。


自分に少し自信の無いと言っていた彼女ですが

STで何を感じたのかを聞いてみました。


以下インタビュー




《ゼミ生インタビュー》

Q1.研修旅行に行く前の心境は? →楽しみだったということが最も大きいです。でもその中に3週間ずっと1人の時間がないことだったり、夢や目標を見つけられなかったらどうしよう、という不安要素がたくさんあったのも事実です。


 Q2.一番印象に残っている訪問先(BRF、案件視察、会食など)は? →郵船ロジスティクス様です!メールの出し方も分かっていなかったため、3年生にたくさん助けていただきながらCPをやらせていただきました。訪問当日は、怖い人が出てきたらどうしよう、なんて緊張していましたが担当者様がとても親切な方で泣きそうでした(笑)質問状まで作らせていただき、良い経験をさせていただきました。 


Q3.研修旅行で一番の思い出は? →チボダス村です。村の人たちが好きということもあるのですが、何より村の建物や雰囲気、自然が本当に素敵でした。早朝にホームステイ先の女の子が散歩に連れて行ってくれたのですが、空気も緑も朝日も綺麗で、未だに忘れることができません。


 Q4.前後での自身の変化は? →以前だったら恐れて自ら行動しようとしなかったのですが、帰国後からは少しずつですが行動を起こすことができるようになりました。平凡すぎる自分を変えたいという思いがずっと強くなったと思います。


 Q5.ゼミ生へ一言! →自分について考え直すきっかけをくれたのはいつもゼミ生の皆さんでした。一緒にSTに行けて本当に良かったです。これからもよろしくお願いします! 



高品


英語で読むの要約はこちら


 [記事] NIKKEI ASIAN REVIEW 2017年11月14日

 [タイトル] 欧州復興開発銀行はアジアインフラ投資銀行とのさらなる協力を熱望している 

[要約] 68の国・財政団体・経済から構成され、発足以来中央・東ヨーロッパを支援してきた欧州復興開発銀行は2016年6月にタジキスタンに協調融資を行ったことにより、初めてアジアインフラ投資銀行と連携した国際金融機関の1つになった。さらに年末までに、ジョージアの水力発電案件への協調融資を含む新しいプロジェクトを完成させる準備もしている。このように中央アジアと南コーカサスに質の高いインフラを提供していくためにも、今後欧州復興開発銀行はアジアインフラ投資銀行との連携を拡大していくつもりだ。(235字)

 [URL] https://asia.nikkei.com/Politics-Economy/Economy/European-development-bank-eager-to-further-cooperate-with-AIIB?n_cid=NARAN012  



国別学習では

フィリピンと中国について発表がありました。


産業基盤が弱いとされているフィリピンが

国を挙げて国内産業を重要視し、政府が動き出しているという記事からポイントをまとめてくれました。(プレゼンター2年川島)


共産党大会後の中国の様子を3部立てで書かれた日経新聞の記事から

中国の今後の政治、経済面の動向をまとめた発表がありました(プレゼンター2年根本)


各記事についてよくまとめた発表がされ

オーディエンスのゼミ生も勉強になりました。




高品



寒さが厳しくなってまいりました。


ゼミ生のも風邪気味な人がちらほら、、、。

2017年終了まで1ヶ月と少し、ゼミも残す所あと数回となりました。


本日の英語でよむ要約はこちらです。


 [記事] NIKKEI ASIAN REVIEW 2017年11月14日

 [タイトル] 欧州復興開発銀行はアジアインフラ投資銀行とのさらなる協力を熱望している 

[要約] 68の国・財政団体・経済から構成され、発足以来中央・東ヨーロッパを支援してきた欧州復興開発銀行は2016年6月にタジキスタンに協調融資を行ったことにより、初めてアジアインフラ投資銀行と連携した国際金融機関の1つになった。さらに年末までに、ジョージアの水力発電案件への協調融資を含む新しいプロジェクトを完成させる準備もしている。このように中央アジアと南コーカサスに質の高いインフラを提供していくためにも、今後欧州復興開発銀行はアジアインフラ投資銀行との連携を拡大していくつもりだ。(235字)


本日は玉置先生のレクチャーの下で4つのグループに分かれて

記事などの参考資料を読み、グループ内でまとめて発表を行いました。


・テーマ1・インドのGDP、28年に日本抜く

・テーマ2・日商、外国人受け入れ拡大宣言

・テーマ3・日本でも盛り上がる民間資金を活用した社会資本整備

・テーマ4・中国が主唱する「一帯一路」


以下のリンクからPPT公開



3年生と共に内容をまとめて

2年生が非常にわかりやすく発表をしてくれました。



高品

4人目は

彼の存在がこの夏のみんなの思い出を作り上げたと言っても過言ではない

3年 研修旅行委員長 大西  琢己(おおにし たくみ)


彼は研修旅行委員長として

事前準備から現地での行程管理まで全ての指揮をとり、研修旅行を作り上げました。

その苦労は計り知れません。


委員長として先輩として、厳しいことも言いながら

時に周りを笑わせて和ませてくれる素晴らしいリーダーです。



そんな委員長としてインドネシアへ行った彼の言葉を聞きました。



以下インタビュー




《ゼミ生インタビュー》 

Q1.研修旅行に行く前の心境は? 

→正直いく前は不安で仕方がありませんでした。みんな無事に帰ることができるのか、成果を持って帰ることができるのか、満足いく研修旅行にすることができるのか。そういった考えがたくさんありましたが、まずは何よりも安全に、その上でみんなが素晴らしい体験をできればなと思っていました。


 Q2.一番印象に残っている訪問先(BRF、案件視察、会食など)は?

 →一番はタンジュンプリオク港です。一番最初の視察であったこともありますが、何よりその規模の大きさに驚かされました。また、事前学習で勉強したことを前方にぶつけた時によく勉強していると褒めて頂き、すごく嬉しかったこともよく覚えています。


 Q3.研修旅行で一番の思い出は? 

→2年生から手紙をもらった時です。研修旅行の終わりに2年生のみんなから手紙をもらいました。みんなびっくりするくらい書いてくれて、不安にさせてしまったこともあったと思いますが、「行ってよかった」「すごく楽しかった」と言ってもらえた時は頑張って良かったと心から思いました。 


Q4.前後での自身の変化は? 

→自分が率先して、一つのことをやり遂げるという経験は自分にとって初めてで、本当にやって良かったと思っています。大変なこともありましたが、終わった時の達成感は凄かったです。凄すぎて若干燃え尽きましたが。笑 ともあれ、そのお陰で前よりも少し自分に自信を持つことができるようになりました。


 Q5.ゼミ生へ一言! 

→2年生は文句も言わず付いて来てくれてありがとう。みんなのおかげで、自分自身も凄く楽しむことができました。来年はもっといい研修旅行になることを期待しています。3年生にはきついことも言ってしまったりしましたが、少ない中でやり遂げられたのはそれぞれが頑張ってやってこれたからだと思います。最後の研修旅行、みんなと行けて本当に良かったです。本当に感謝してます。 



以上にて失礼します。


ゼミ生インタビュー3人目は2年生の大石彩楽(おおいし さら)通称さらちん


彼女は誰にでも優しく常に明るい性格で周りから好かれる素敵な子で

勉強面でも手を抜かないしっかり者です。


(農村でホームステイした際、ホストファミリーの子と打ち解ける彩楽)


そんな彼女が研修旅行で何を感じたのか聞いてみました。


以下インタビュー





《ゼミ生インタビュー》 

Q1.研修旅行に行く前の心境は? 

→一番は、「楽しみ‼︎」という思いです。途上国に3週間も滞在するのは初めてだし、ゼミ生と長い間一緒にいれるのは私にとってとても楽しみなことでした。ただ、焦りや不安もありました。研修旅行で夢や興味分野を見つけられなかったら…BRFで何も質問できなかったら…と不安要素がたくさんあったことも事実です。


 Q2.一番印象に残っている訪問先(BRF、案件視察、会食など)は? 

→一番最後のBRF先だった、在スラバヤ総領事館です。お話ししてくださった館長の方が、スラバヤや東ジャワの魅力について熱く語ってくださった姿が印象的でした。今までインドネシアへの援助や企業進出は、ジャカルタに偏りがちでしたが、これからは東ジャワ州の開発が欠かせないということを初めて知ることができました。


 Q3.研修旅行で一番の思い出は? 

→一泊二日の農村体験です。少人数に別れ、各家庭にホームステイさせていただきました。私が泊まらせていただいたご家庭には5歳の男の子がいて、子ども好きの私は彼と過ごせた時間がとても幸せでした。御両親もとても良い方で、別れる際に涙を流してくれたのが本当に嬉しかったです。言葉は全く通じなくても、気持ちは伝わると実感しました。 


 Q4.前後での自身の変化は? 

→ゼミ生に対して、気持ちがとても変わったと思います。前は少し距離を感じていたり、遠慮していたりしたこともあったけど、研修旅行での三週間を毎日共にすごし、確実に距離が縮まりました。後期は、お互いに遠慮することなく改善点や意見なども言い合えています。


 Q5.ゼミ生へ一言!

 →このメンバーの一員になれてほんとに良かったです!!! 





高品

本日はゼミ選考前の1年生向け「公開ゼミ」でした。


たくさんの1年生が玉置ゼミに興味を持って見学に来てくれました。

これも土曜日に行われた「ゼミ説明会」での2年生による紹介プレゼンのおかげでしょう!



英語を読む練習ではこの記事を扱いました。

〈要約〉

ミャンマーのインターネットブームがサービスの新しいフロンティアを創造する (日経新聞11月9日) ミャンマーでは、通信業界でブームが起きて3年間が経っている。国内事業者は2014年に外国競争に開放されて以来、インターネットの速度は急上昇した。また、スマートフォンの普及率も向上し、データ使用量は1,500倍以上に増加した。  そして、通信業界のブームは教育や医療支援にも影響を与えている。例えば、今後数年以内に医者と看護士がライブビデオを通して会話する可能性がある、と専門家は指摘している。  これまで、ミャンマーにはFacebook とYouTubeの二つのサービスしか使わない人々が多かった。しかしながら、そのサービスは多様化してきている。また、インターネットの使い方もまた、多様化しており、ミャンマーでは今後大幅にブロードバンドの需要が増える見通しだ。  (316文字) 



2年生による担当国の知識蓄積では

・インドネシア

・ベトナム

・タイ

について担当ゼミ生から発表してもらいました。


国別学習のページからPPTをご覧いただけます。



高品

英語で読もう


先生からのレクチャーでは

日本とインドネシアの人口動態から2030年の国際協力について考えました。


2030年の日本、インドネシアがそれぞれどんな情勢になのか

人口動態のデータを切り口に考えることでよりリアルな意見が出ました。




「英語で読もう」では

こちらの記事を読みました。





 <記事> NIKKEI ASIAN REVIEW 2017年11月1日

 <タイトル> タイの新しい投資責任者はスマート農業を促進することを熱望している

 <要約> 

タイ政府は、国の産業を強化するために、税金や様々な報奨金を拡大している。国の最優先事項は、農業の近代化だ。現在、農業は労働力の40パーセントを占めているが、国内総生産の12パーセントしか貢献していない。つまり、非常に生産性が低くなっていると言える。これを受け、タイ投資委員会事務総長のDuangjai Asawachintachitは、伝統的な農業からスマート農業へと変化させる活動を促進することを決めた。具体的には、「Smart farming Services」という新たな投資カテゴリーを創設した。これは、先進的な灌漑システムから肥料や作物の流通まですべてを対象としている。また、農家や企業が国際的な認証を取得するよう促すという枠組みもある。最終的に、これらの取り組みを通して生産性を高め、GDP成長を促進させることが同国の目標だ。 また、理事会は、投資の促進とハイテク産業の発展が国のより大きな発展に繋がると考えている。そのため、今年巨額の投資申請を引き受けることを望んでおり、また、Duangjai は12月末までに2018年の目標を確立したいと考えている。(479字)   




高品